今日は勝本浦港まつりの日である。10月は祭りの月で、10日から14日まで聖母宮大祭が行われ、その翌日に港まつりが開催される。が、私の小さい頃からすると、大祭のお供が港まつりへ移ってしまったように見える。町民にとって、二日続きの行事は負担が重く少子化や人口減少など社会変化のなか、祭りを見守る人々が減少し見直しが求められているように思う。午前11時半からの漁船による海上パレードは、1958・59年頃勝本浦の護岸工事をした際、落成式を兼ねて海上パレードを行ったことに始まるとある。そして、午後1時半からの陸上パレードには若宮島に駐屯する自衛隊の蛇踊りが花を添えた。が、折角の港まつりは聖母宮大祭の翌日でなく、皆が参加しやすい後の日曜日にできないかと考える。「~うみ・まち・勝本浦 人が行き交うまちづくり~」は、勝本浦まちづくり協議会が目指す町の姿。写真は、海上パレードに飛び入り参加した辰の島遊覧船。浦人が護ってきた行事等は、よき観光資源になるのです。
令和6(2024)年8月8日、韓国からの「朝鮮通信使船」の復元船が261年の時を経て壱岐市勝本港に寄港しました。