526号:句集「壱岐の風」
先週ポストに一冊の句集「壱岐の風」が届いた。差出人の名はすぐには思い出せなかったが、中学校卒業後上京し板前料理の修業をして、東京で故郷壱岐の名を屋号にした季節料理屋を開店。その間俳句の世界に触れ、時々の帰郷時の島の句を含めた300句がまとめられている。私は同時期東京で仕事をしていて、雪州会など壱岐出身者の集いの場に出席、一度その季節料理屋に出かけた思いがあることからご存じのようで、忘却の彼方からとの手紙が添えられていた。職業人生を終えた後は、自分のルーツに引き付けられることが多い。この季節、全国高校野球大会県予選では、同窓会応援コメントがLINEで盛り上がり、サッカーのW杯も国として連日の賑わいだ。同年代、故郷に戻った者と、離れて弱齢を重ねる者の思いは変わらない。十七文字「船霊様へ清酒ふりかく浦祭り」に思いを込められることを羨ましく、感謝しながら拝読しています。写真は、夏の甲子園大会県予選の開会式。